体の歪みって本当に悪いの?

こんにちは! 理学療法士の大塚です。

理学療法士大塚久

今回は林洋輔さんからご質問いただいた

「体の歪みチェック方法と治し方」

にお答えしたいと思います。ではいきます!

そもそも体は歪みます!

まず大前提ですが、体の歪み=左右の非対称だとしたらこれは当たり前です。
体はそもそも非対称になるようになっています。

肝臓は右側にあるし、心臓は左を向いている、肺は右が3つで左は2つ、胃は変な形してるし、そもそも小腸はいろんな方向に動いてるし、男性なら○玉は必ず左右で高さが違います(触ってみて^^)。

それはなぜ?

人は動物です。植物とは違い“動いて”仕事をしたり食べ物を獲得したり恋愛対象と出会ったりします。まず“動く”ことが前提にあります。

ここでちょっと実験をしてみましょう。

  • 両足で立っている人を押してバランスを崩す
  • 片脚立ちの人を押してバランスを崩す

どっちが簡単でしょうか?

ほとんどの方が

片脚立ちの人を押してバランスを崩す

と答えると思います。

要はどっちかに傾いている方が“動きだしやすい”からなんです。

真ん中で“安定”していると動き出す時に“どちらかに重心を寄せる”って作業が必要になります。
この作業がとっさの動きの時に遅れる原因になります。

ではなぜ歪み=悪いみたいになったのでしょうか?

問題は歪みではなく歪んでいる状態で“動かないこと”

例えば背中が曲がっている時に「背筋伸ばそう!」と思えば伸ばせますよね?このやろうと思えばできるってのがポイントです。

困るのは「伸ばそう」と思っても伸ばせないこと。要は歪んで“動かない”ことが問題なんです。

 

骨盤矯正とかってどうなの?

そもそも骨盤の歪みなんて数分外から力を加えたぐらいで動かないと思っています。だって体を支える土台である骨盤が押したぐらいで動いたら怖くないですか?
もしそれで動くなら歩いたり走ったり、ジャンプなんかしたら骨盤砕けると思います。

ただし、骨盤矯正をした後に体が動きやすくなるのも事実としてあります。

それは骨盤が動いているわけではなく、骨盤を触る時に一緒に触ってる皮膚、関節を包んでいる膜、筋肉などの軟部組織が動いているからです。

なので目的が

  • 「骨盤の歪みを治したい!」なら否
  • 「体が今より動くようになりたい!」なら是

かなと思っています。やる人の技術にもよりますが、、、

僕も以前は「骨盤は動く!」「骨盤矯正は意味ある!」って思っていましたが勉強していくうちに考えが変わりました。骨盤は動く!って思ってた時はお客さんに対して「骨盤を動かすこと」が目的になっていたと思います。でも今は「別に骨盤が動かなくてもお客さんが望む体になればそれで良い」と思うようになりました。大事なのは骨盤が動くことよりもその人が今よりちょっと生きやすくなることだと思います。

ということで歪んで動かないかどうかチェック!

*昔の動画なので「歪みは良くない!」って言ってますが許してください(^◇^;)

骨盤の歪みチェック

背骨と肩甲骨の歪みチェック

体が動くようになるための体操!!

背骨のストレッチと股関節の運動

肩甲骨回し

まとめ

  1. 体はそもそも動きやすいように歪んでいる!
  2. 歪んでいることよりも動かないことが問題!
  3. 日常的に体を動かすことが大事!

ご質問いただいた林さん、ありがとうございました!!

では!

なんとなく体が重たいなと思ったら永久のコンディショニングコースをお勧めします。ご予約はこちらから>>>お問い合わせ

参考

  1. Somatic Flow®︎指導者養成コース
  2. 野村 嶬 (編集) 解剖学 第4版 (標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分) 医学書院
  3. 中村 隆一 、齋藤 宏 、長崎 浩 (著)     基礎運動学 第6版 医歯薬出版

 

この記事が「おもしろい!」「為になった!」と思ってくださった方は、ぜひ「シェア」や「いいね!」をお願いします!!
今すぐ「いいね!」ボタンを押して「お役立ち情報」をチェック!

↓   ↓   ↓   ↓

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

開催中のワークショップ

11/12(日)10時〜13時 ワラーチWS

11/12(日)15時〜17時 クリエイティブウォーキングレッスン

【畑活】毎週火曜日 10〜12時
*変更の場合あり、その他の曜日でも行くことがありますのでご連絡ください。

オンラインコンテンツ

  • 【プライベート】思考を整理する方眼ノートワークショップ(zoomも可)
  • カウンセリング 30分〜(オンライン)
  • タロットリーディング

お申し込みは>>>永久オンラインショップ

仲間と一緒に健康を実践しませんか?

人生をデザインする