こんにちは!理学療法士の大塚です。
7月30日(木)に大寺美保子さんが主宰する健康を考える会〜結〜で
「認知症の正しい知識を持とう」
というテーマでお話させていただきました。
新型コロナウィルスの影響により当初予定していた時間・会場を変更し、昼間に開放空間である畑のハウスの中で開催となりました。
お話会では
- 認知症について
- 認知症の種類
- 認知症の原因
- 認知症の予防
- 認知症になったらどうする・
- スピリチュアルな視点から見た認知症について
- 認知症だからってなる前に、、、
といった内容をお話しました。
それでは開催報告です。
認知症って?
まずみなさんに認知症ってどういうものかを体感してもらうのに
「伝言ゲーム」
をやっていただきました。なぜ伝言ゲームかは実際に参加された方にお聞きください。
そしてそもそも認知って何?
というお話から
- 認知症の種類
- 認知症の症状
をお伝えしました。
みなさんがイメージしているのは割と認知症の中でも周辺症状のイメージすることがほとんど。
実は症状には
- 中核症状
- 周辺症状
というものがあり、中核症状自体は抑えられませんが、周辺症状は周りの環境をどう設定するかによって十分対応可能なことだとお伝えしました。
認知症を予防するには?
WHO認知症リスク軽減のためのガイドラインというものが2019年5月に発表になています。
正直12個あると覚えきれないので3つにまとめると
- 食事:旬の物を食べる
- 睡眠:ぐっすり寝る
- 運動:意識して体を動かす
がポイントです。畑に来てると予防に近い生活になります。
>>>7/23 畑活ミッション その8 & たねちゃんのウクレレ教室 in 藤沢遠藤梅畑(命名:トワイワイ)
誰かが認知症になったら
自分が予防することも大事ですが、誰かがなった場合にどう対応するかも大事です。
まずは「認知症だから」という先入観をなくし、その人として関わることが大切です。
最後に
近頃某テレビタレントさんが番組内で「レビー小体型認知症」との診断を受けたそうです。僕自身も生まれたときからずーっとお世話になっていた方が認知症になった経験があります。そして理学療法士の養成校に入る前、介護士として老人健康保険施設で働いていました。そのときに認知症棟という区画があり、20名くらいの認知症をお持ちの利用者さんが生活されていました。当時の大塚は認知症に対する知識なんてほとんど無く、つい
- 大声で怒鳴ってしまう
- 無理やり手をひいいて思い通りにさせてしまう
- 話半分で聞いてしまう
ということがありました。時間の都合やスタッフの人数など環境的な影響もありますが、知識がないことでこんな対応をしてしまったことを今でも後悔しています。
認知症は風邪や骨折と同じ病気の一つです。風邪や骨折と同じように正しい知識を持つことによって対応できることも沢山あります。そして認知症である前にその方はその人です。まずその方を認知症という色眼鏡をかけずにその人として見ることを忘れないでください。
そのためにも一人ひとりが認知症を理解し、「認知症になりました」と安心して話せる社会になりましょう。
講演依頼について
- 認知症について知りたい
- 自分の集まりでも話してほしい
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体や心をテーマにした出張お話会を承ります。詳しくはお問い合わせより「おはなし会希望」とご連絡ください。
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