おうちでできる膝のケア

こんにちは! 理学療法士の大塚です。

理学療法士大塚久

今回は飛松さんからご質問いただいた

「両親が膝痛に悩む年齢のようなので、普段心がけると良いケアなど興味あります◎」

にお答えしたいと思います。

まず質問です!

膝が曲がるところを膝関節と言いますが、下の写真で膝関節ってどこだと思いますか?

おそらく

こことか

ここら辺

って思いませんか?

 

実は正しい膝関節の位置はここなんです!

想像していた場所よりも下にありませんか?

この想像している膝の位置と、実際の膝の位置の違いが問題となります。

例えば

「しゃがんで床のものを取る」

といった動きを行う時、頭の中で瞬時に

「床との距離が〇〇cmだから膝は□□ぐらい曲げればいいな」

と計算して最小限の動きで効率的にしゃがみます。

この頭の中で計算する時に使う膝の位置って「頭の中で想像している膝の位置」なんです。

でもこの想像の位置って「実際の膝の位置」とは微妙に違いますよね?なので微妙に計算が狂うわけです。

この計算が狂った動きを積み重ねると膝の痛みとして現れてきます。

なので、まず膝のケアとして行うことは筋トレやマッサージではなく、この「想像の位置」と「実際の位置」の修正です。

どうやって修正すればいいのか?

修正する方法は

まず何もしない状態で膝を曲げ伸ばしして、曲げやすさ、伸ばしやすさを覚えておいてください。

そして

実際の膝の位置を持ってその膝を見ながら揺すってください。

やり方はこちら

やってみたらまた膝の曲げ伸ばしをしてみてさっきと動きの違いを比べてみてください。

この膝の揺らしをやるだけでも毎日のケアになりますので是非やってみてください。

なぜ想像の位置がずれてしまうの?

まず考えられるのが運動不足です。

運動をしないでいると日常的に膝を動かす機会が減るので膝の動きの感覚が薄れていきます。

僕らでも書き慣れていない漢字とか書く時忘れてたりしますよね?
あれが膝で起きてる感じです。

なので膝ゆすりと合わせて日常の運動も習慣ずけていきましょう。

お勧めの運動はスクワットです。
*痛みのない範囲で行ってください!!

他にも怪我や膝の手術などを行うと頭の中の位置がずれます。この時も膝湯するから始めてみましょう!

まとめ

  1. 膝の位置が想像と実際で違っている
  2. 位置のズレが痛みを引き起こす
  3. 膝ゆすりと運動をしてみる!

ご質問いただいた飛松さん、ありがとうございました!!

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では!

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参考

  1. Somatic Flow®︎指導者養成コース
  2. 野村 嶬 (編集) 解剖学 第4版 (標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分) 医学書院
  3. 中村 隆一 、齋藤 宏 、長崎 浩 (著)     基礎運動学 第6版 医歯薬出版

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