こんにちは! 理学療法士の大塚です。
ストレッチしているけどなかなか体が柔なくならない。むしろ痛いだけ。
そしてだんだんやらなくなってくる、、、
こんなことないですか?
これは自分の体が生まれつき硬いわけではなく、ストレッチのやり方が悪いだけなんです。(もちろん骨格的に生まれつき動きが制限されている人はいます。)
実はストレッチって痛くなるまで伸ばしてはいけないんです。
ストレッチってなに?
ストレッチとはボブ・アンダーソンさんが1975年に発表した「ストレッチング」から大きく普及したとされています。
ストレッチング 著 ボブアンダーソン 1975年
ストレッチで伸ばしているのは?
ストレッチでは主に「筋肉」を伸ばしていると思います。では筋肉ってどんな性質を持っているでしょうか?
筋肉は伸びたら縮む
筋肉はよくゴムと似ていると言われています。ゴムは伸ばされると縮みます。筋肉も同じように必要以上に伸びたら縮むという性質があります。
痛くて伸びないのはなぜ?
ちょっと前屈をしてみてください。いわゆる硬い人はふともものうらがピンと張って痛いと感じていると思います。
そして、ストレッチだからと言ってそこから反動をつけてさらに伸ばそうとすると余計に痛みが強くなりませんか?
ここで筋肉がピンと張って痛みが出るのは「これ以上筋肉を伸ばさないでくれ」っていう体からの信号なんです。これ以上伸ばしてしまうと筋肉を損傷したり関節や靭帯を痛める原因になります。だからそこで筋肉をピンと張って動かないように固めているのです。これを専門用語では筋スパズムと言います。
効果的なストレッチの方法は?
- まず筋肉がピンと張るところまで伸ばしてちょっと戻す(痛く無いところまでにしてください)
- そのまま深呼吸を3回する、じわ〜っと伸びてる感じを感じてください。
- ゆっくり戻して伸びたところまで体を何回か動かす
この方法でやってみてください。
どうです?最初よりちょっと動くようになってませんか?
そして何となく体がポカポカしてきたと思います。
実はストレッチで筋肉だけ伸びることはあり得ません。筋肉と共に皮膚、皮下組織、神経、血管、関節包、靭帯、筋膜など様々な組織が伸ばされています。
ストレッチでは筋肉を伸ばすことだけでなく、血行をよくすることもイメージしてみましょう。
詳しくはこちら
まとめ
- ストレッチは痛くなるまで伸ばしてはいけない!
- 気持ちの良いとこまで伸ばしたら深呼吸
- 筋肉を伸ばすのが目的ではなく血行をよくすることも大切!
ストレッチは1日だけやっても意味がありません。少しづつでも良いので毎日続けるようにしてみてください^^
1人で続けるのがきつい方はここで一緒にやりましょう。
心と体の健康を実践「人生デザイン塾」
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