こんにちは!いよいよ自分が何者なのかわからなくなってきている理学療法士の大塚です。
5月6日(月)にあなたのお悩み駆け込み寺永久主催の
「地引網&BBQ in湘南」
が開催されました!
もちろんただの開催レポートでもいいのですが、せっかく人生デザイン塾に理学療法、作業療法、脳科学の専門家がいるのでその視点から解説してみました。
地引網&BBQでは、脳科学的に心の三原色と言われる三原色(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン)の全てが刺激されるポイントがあり、身体機能的にも普段使わない筋肉を使える。さらに、頭のいい人・賢い人は「子どもの時から、自然と触れ合う時間が多かったり、自然体験をたくさんしている」ということがわかっています。
では解説していきましょう。
地引網&BBQの1日
大雑把にいうとこんなことが必要になります。
- 朝起きて会場に向かう
- 電車に乗る
- バスに乗り換える
- バス停から海にいく
- 受付する
- 主催の人の話を聞く
- 他の人とコミュニケーションとる
- 地引網スタート
- 海辺までいく
- 漁師さんの指示を聞く
- 網を持って砂浜を登る
- 登ったらまた水辺まで降りて網を持って登る
- 魚を見る
- 魚を分ける
- BBQ
- 火をつける
- 食材を切る
- 食材を焼く
- 配る
- 食べる
- ビールをサーバーから注ぐ
- 飲み物を探す
- 片付けをする
- 家に帰る
- お風呂に入る
- 着替える
- 寝る
まずは脳科学的に解説すると、、、
人は外からの刺激に対して脳内物質が放出されます。脳内物質には大きく三つあり、それぞれ
- ドーパミン(高揚、報酬系)
- ノルアドレナリン(集中、ワーキングメモリ/マルチタスク、不安、焦り)
- セロトニン(共感、感動、本音と建前)
というものがあります。
もちろんこれはどれがいいとか悪いとかではなく、それぞれが「バランスのとれた状態」が理想です。
ドーパミン
いわゆる興奮する時に出るやつです。
今回のイベントでは
- 地引網で魚が取れた
- BBQお肉を取りに行く
などで放出されています。
ノルアドレナリン
これは集中した作業をする時に出る物質です。
- 漁師さんの指示を聞く
- 火をつける
- 食材を切る
- 食材を焼く
- ビールをサーバーから注ぐ
など集中して何かをしている時に放出されています
セロトニン
これは感動体験、共感、リズム運動などで放出されます
- 網を持って砂浜を登る
- 登ったらまた水辺まで降りて網を持って登る
- 魚が取れた時の感動
- 獲れたてのしらすで作った釜揚げしらすを一緒に食べて美味しい思った感動
などで放出されています。
オキシトシンも出ていた
ストレスに対して有効と言われているオキシトシン。他者とのふれあいやスキンシップなどで放出されると言われています。
今回の地引網では他者とのコミュニケーションや魚、砂、海、人に触れることでの触刺激、片付けなどの「誰かのために」の行動などで放出されています。
身体機能からみてみると
- 朝起きて会場に向かう →屋外歩行
- 網を持って砂浜を登る →不整地での坂道歩行、手指の把持機能、上肢の支持機能
- 砂浜にしゃがむ →床からの立ち上がり
- 皿を運ぶ →バランス能力、応用歩行
- 周りの動きに合わせて動く →小脳の調節機能
など普段使う機会が少ない筋肉たちもフル稼働で使っていました。
そしてこんなこともあるそうです
中山塾を主宰している中山先生によると
頭のいい人・賢い人は「子どもの時から、自然と触れ合う時間が多かったり、自然体験をたくさんしている」ということがわかってます!
だそうです。
おそらく自然と触れ合う時間が多いことで脳内物質がバランスよく放出され脳の発育にいい影響をもたらしたと思われます。
また身体機能の観点からみると自然の中で体を動かすことで
- 大きく呼吸する、体幹を屈伸、捻る →延髄の機能
- 左右非対称の動き、細かい動きの調節 →橋、小脳の機能
- 体を支えて平行に保つバランス感覚 →中脳の機能
といった具合に体の動きに関連した脳の機能が向上していくのでしょう。
まとめ
難しいことを色々書きましたが要は地引網とBBQは脳科学的にも身体機能的にもいいことずくめ!ってことです。また来年も企画しようと思います。その際にはみなさんのご参加をお待ちしております^^
では〜
今回この検証作業にお手伝いいただいた皆さん
ありがとうございます!!
人生デザイン塾ではこんな感じの検証や、日々の振り返り、雑談、新しいイベントの企画などを行なっています。素敵な仲間と一緒に人生デザインしませんか?
↓ ↓ ↓ ↓
この記事が「おもしろい!」「為になった!」と思ってくださった方は、ぜひ「シェア」や「いいね!」をお願いします!!
今すぐ「いいね!」ボタンを押して「お役立ち情報」をチェック!
↓ ↓ ↓ ↓